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男性ビジネスマンのための「医薬部外品の制汗、消臭クリーム」

彼女が堕ろすといった時 [事件]

彼女はしかし
堕胎手術することを決めていた。

俺にはどうしようもなかった。

卑怯だったのか、俺は?

彼女が堕ろすといった時
止めなかった。

非力だった。
考えも足りなかった。
何が起きているのかわからなかった。

ちょうど、今頃だった。
彼女とチェリーパイを食べたのは。

それから二人は少し疎遠になったものの
付かず離れず、腐れ縁のように続いた。

俺は自分が、なんてダメな男なのかと
思わなければいけないんだろう。

しかし、未だにわからない。

彼女のことは、たぶん愛していたし
彼女はクールに装っていたが俺に夢中だった。

そんな気持ちを、俺は
自分の人生が決まらないのに
引き受けることはできなかった・・・。

もう20年以上も前のことだ。

彼女はその後、年下の男と結婚したと
風の噂で聞いた。

俺は未だに、一人でいる。

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できたみたい [事件]

知り合いにも、子供が生まれる、と
言われてデキ婚したやつが二人いる。

「できたみたい」

こんなセリフを言われても
男はすぐにはその意味がわからない。

「生理が、ないの。だから・・・」

青天の霹靂だ。
頭が真っ白になる。

実は、俺も、一度聞いたことがある・・・。

まだ学生の時だった。

俺は22、彼女は19
同じクラブの仲間で、気になった女だ。

お互いかなり夢中だったかもしれない。

初恋ってわけじゃないが
俺にとっては、初めての相手だった。

そう、遅かったんだ、俺は。

口は達者で頭でっかちだが
純情だったから・・・。

その子もたぶん初めてだったと思う。

家柄とか育ちとかまるで気にしないで
情熱の赴くままに、そういう仲になった。

その頃、コンドームを買うこと自体
恥ずかしかったが、持ってはいた。

ただ、使わなかった・・・。

そして、3ヶ月後。

彼女の生理がこなくなった・・・。

俺は、どうしていいかわからなかった。

しかし、その子は、自分で堕ろすことに
決めたのだった。

俺は、胸をなでおろしたのか・・・?

わからない。

自分にはまるでわからない経験だった。

その子が手術をしたのが
ちょうど今頃、寒いけどとてもいい天気だった。

病院から戻ってきた時
俺は彼女にチェリーパイを買って
一緒に食った。

なぜチェリーパイ?
わからない。

その頃、お袋が好きなスィーツだったのだ。
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嫡出否認 エッチはしていた [セックス]

離婚した男にある日訪れた衝撃。

離婚後に、元妻が出産した。
自分には身に覚えのない子だ。

「おれの子じゃない」

元夫がそれに覚えがなければ
家裁に「嫡出否認」を申し立てが必要だ。

そうでなければ、離婚した後も
身に覚えのない子供の父親になる。

現在の法律では
離婚後300日以内に生まれた子供は
自動的に元夫の子と推定されるのだ。

自分といるときに、すでに妻が
誰かと不倫している可能性だってある。

親子関係を否定する嫡出否認は
子供の出生を把握してから1年以内。

それ以降には嫡出推定を覆すことができない。

ここで問題になるのは「性生活の有無」。

そんな目に会った男の話。

男が「セックスレスだった」と主張しても
妻が「エッチはしていた」と反論された。

元妻は家計簿にこんなことを記していたのだ。

「◯月◯日 亮c(男の名前)とH」
「△月×日 亮cとH」
「●月×日 亮cとH」

そんなはずはない。
長男が生まれて以降、二人はセックスレスだったのだ。

しかも、当時、男は地方に単身赴任していた・・・。

元妻はDNA鑑定拒否したという。

母子手帳も紛失を理由に提出しなかった。

問題の女児の血液型はABO式では問題ないが
別のRh式やMN式の検査も元妻は拒んだ。

結局、家計簿に書かれたことは
性交渉の裏付けにはならないと判断された。

元夫が一定期間、県外に出かけていたことも
懐妊時期が特定できない採用されなかった。 

しかし、男の申し出が通り
嫡出否認が認められた決め手はDNA鑑定だ。

元妻の方では、一方的に不貞を疑われていると
判決を不服とし、控訴したらしい・・・。

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