中国人の「爆買い」は「バブル」だった

中国人の爆買いが収まったのか
銀座の高級デパートで閑古鳥が鳴いているという。

30以上のショップが入った免税専門フロア
銀座三越8階の「Japan Duty Free GINZA」も
東急プラザ銀座内の「ロッテ免税店銀座」の惨憺たるもの。

中国マネーを見越して
あの銀座が、極端な中国人シフトに舵を切った。

そんな銀座は日本人には違和感たっぷり。

商品知識はないし、日本語の能力すら怪しい
そんな店員が溢れていては、日本人は行く気がしない。

「爆買い」はもうピークを超えたのだ。

この1年の円高で、人民元は約2割も安くなり
中国政府が今年4月から個人への関税を強化した。

その結果、いわゆる富裕層が少なくなり
財布のヒモは普通に固くなったという。

観光バスが停まった直後のみ賑わうが
彼らが帰ってしまうと店内が静まり返る状況なのだ。

中国人の「爆買い」は「バブル」だったにもかかわらず
その終焉を察知して動けない。

日本人の客が寄り付かない
銀座の高級デパートの低迷は身から出た錆だ。

タグ：バブル 銀座 爆買い

にほんブログ村

東京カカオ

もうすぐバレンタインデーだ。

2月14日の聖ニコラの日に女性が男性にチョコレートを贈る。

これは日本のお菓子メーカーが考えた販売作戦。
欧米では、そんなことはしない。

この日は、恋する2人がレストランで愛を語り合う日ではあるけれど。

とはいえ、日本ではチョコレートの需要は伸びる一方だ。
カカオは赤道直下の一定の気候条件のもとでしか育たないため
チョコレートはそのカカオを輸入して作ってきた。

これは、ヨーロッパのチョコレート大国も同じ。

しかし、今度、日本産のカカオ豆で出来たチョコレートが出来ると言う！
しかも、小笠原諸島で出来る東京産カカオで！

2018年には東京カカオを使ったチョコレートの販売を予定しているが
その名も「東京カカオ」。



台風にも堪えられるハウス内で育った日本産の、無農薬のカカオ豆
どんなチョコレートになるのだろう？

また一つ日本のお土産が出来た。

タグ：チョコレート 東京カカオ

にほんブログ村

海底エネルギー

世界のエネルギー地図を完全に改変すると言われる海底エネルギー。

その代表的なものがメタンハイドレートだ。

深海底や永久凍土内でメタンと水が結晶化した氷状の物質で
火をつけると燃えるため「燃える氷」と言われる。

新潟、秋田、京都など日本海沿岸の10府県によってなる
「海洋エネルギー資源開発促進日本海連合」が
日本海のメタンハイドレートの開発に向けている。

日本海側における表層型の調査を行った結果
新潟県上越沖と能登半島沖だけでメタンハイドレートがあるらしい
有望な地点が225ヵ所も見つかっている。

また、太平洋側でもその動きは活気を帯びている。

愛知県渥美半島沖の深海で、メタンハイドレートの産出試験で
世界で初めて海底からガスとしてメタンを採取するのに成功した。

そして、昨日、海洋研究開発機構と高知大があらたな可能性を発表。

東京・南鳥島付近の水深5500メートルを超える海底に
レアメタルやレアアースを含む「コバルトリッチクラスト」が
広がっているという。

これがあれば推定資源量も大幅に増えることになり
将来、日本はエネルギー供給国となり、経済地図も刷新される。　

タグ：メタンハイドレート 海底エネルギー コバルトリッチクラスト

にほんブログ村