凱旋門賞

じつは先週、パリに行っていた。

そう、凱旋門賞を見に。

1日だけ雨に降られたが、あとは6日間、ずっといい天気だった。

3日と4日、バルコニー席を取っていたので、どちらも行ったが土曜日はガラガラ。

4日はカタールの人たちも踊りやら、アナウンスやら、音楽やら、テレビ局やら
屋台やら、帽子のコスプレマダムやらで、大混雑だった。

パドックは土曜日はよかったが、日曜日は人で近寄ることも出来ない。



土日、両方行ってよかったと思う。

日本の馬は5頭とも欠席したが、日曜日は日本人の客もチラホラいた。

日曜日の第4レースが本番だったが、その当たりには着物着たご一行様も到着。

肝心の日本馬が走らないのだから、違和感は拭えなかったが
ツァーをキャンセルしなかった人たちにとっては晴れの舞台だ。



日曜の昼頃、ポルトマイヨのシャトルバスで隣に乗ったフランスのおじさんが

「トレヴは勝ちゃしないよ。世界中がすってんてんになるのさ、八百長だからな」

と言っていた。

手には30枚ほどの馬券を持っていて、聞くと、それはみなトレヴ以外の馬だと言う。

オレも土曜日にちょっと勝っただけで、結局は来なかった。

本命視されていたトレヴは3連覇にならず。

たった2分と数秒の勝負に、あのおじさんは、当てたのだろうか？

トレブに賭けた奴らは、みんな、大泣きだ。

ロンシャン競馬場は行くだけで、世界のドラマがかいま見られる。

タグ：トレブ 三連覇ならず 凱旋門賞

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