カジノ

年が明けた。

2015年、世界経済は、これまでとは違った展開に世界が動いていくように思う。

日本もこれまでの殻を脱ぎ捨て、新しい方向に向かう時期だと思う。

たとえば、カジノ。

日本では賭博は御法度であまりいい目で見られていないが、世界のリゾート地には必ずある娯楽施設だ。

シンガポールのホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」は、屋上のプールが有名だが、カジノもある。

1500台のスロットマシンや600台のゲームテーブルが並ぶカジノフロアは
併設されているレジャー施設とともに観光客を魅了している。

この総合型リゾート（ＩＲ）がこの国にもたらした経済効果はすさまじく、雇用も増え続けている。

日本はこれを見習い、ＩＲ誘致を進めようとしているが、最大のメリットは、もちろんその経済効果。

東京地区にカジノを含むＩＲを開設した場合、約3兆7000億円の経済効果が期待できるとか。

リサーチ会社によっては約4兆7000億円とも、7兆7000億円とも言われている。

この巨大な経済効果を目安に、全国で20カ所以上の自治体がＩＲ誘致に名乗りを上げている。

今のところ有力候補は大阪、東京や横浜、沖縄など。

考えてみれば、パチンコなんかで国の労働力と経済力を奪うより、海外からの余裕のある人たちに
遊んでもらうカジノの方がよっぽど国策に叶っているのに、なぜいままでなかったのだろうか？


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