嫌なの私、騙される人生なんて！

嘘の戦争、録画したのをようやく見た。

今回は、これまでと違って
復讐する相手に人として曲がったことがない三輪刑事だ。

調べれば調べるほど、清廉潔白な人格。

それを浩一は、爆弾事件で持ち上げて
マスコミの力を借りて落としていく。

しかも、懐に入り込み、奥さんとも親しくなって。

自分が嘘の証言で父親を犯人と言わせた
一番憎い相手だ。

３話では、二科毛の次男も30年前の事件を
承知していることがわかった。

二科隆は、浩一を疑い出す。

しかし、最後の三輪刑事の嘘の証言で
浩一は救われる。

30年前に嘘の証言をさせたことへの贖罪のために
嘘を言っている男を嘘でかばう。

まさに「嘘の戦争」だ。

単なる勧善懲悪ものではなく
脚本はよくできていると思う。

今回の草なぎの演技についても思うところがあった。

１話、２話のような激しい感情吐露はないが
様々な感情を使い分けていた。

三輪に近づきながら見せる人懐こさ。
最後に三輪が気付いた時の見上げる切ない表情。
タイで騙したハルカに問い詰められた時のヘラヘラ加減。
自分に傾いてくる楓を見つめる真摯な目つき。

全てが、これまで見せたことのない顔だ。

これまでどれだけ
彼の演技を見て驚いてきたことか。

それなのに草なぎときたら
まだ知らない顔を見せてくれている。

今回は、個人的には、ハルカの
「嫌なの私、騙される人生なんて！」
というセリフにグッときてしまった。

水原希子って全然いいと思ってなかったけど
なんか、心に迫るところあるよね。

さぁ、次回はジュディ・オング登場。

「銭の」青池ファイナンス会長のお出ましかと思ったら
代議士、四条綾子というから、大学生の親だな。

ハルカがまたもや活躍するらしい。

タグ：草なぎ 嘘の戦争 ハルカ

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