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競馬で儲けて、約7200万円を脱税 [お金]

大阪国税局が、競馬で儲けた寝屋川市職員の男性を
所得税法違反の疑いで、大阪地検に告発した。

男性は「WIN5」(5レースすべての1着馬を当てる馬券)を
的中して4億3000万円の払戻金を手にした。

しかし、払戻金の申告をしなかった。

脱税分約6200万円、過少申告加算税約1000万円で
約7200万円を脱税したことになる。

競馬の払戻金は原則「一時所得」にあたる。

一時所得は、50万円までの当たり馬券を除き
申告の義務がある。

「夢の馬券」が当たって大儲けしたら
一時所得として税金がかかることになるのだ。

しかし、国税当局はどうやって見つけたのか――?

今回の報道でも、道徳的な良し悪しより
「なぜばれたのか?」に関心が集まっているという。

競馬場や場外馬券売り場で馬券を買って
支払機で払戻金を受け取れば、誰にもわからない。

ところが、インターネットを通じて馬券を買った場合
全ての履歴が銀行口座にしっかり残る。

また、払戻金が1億円超にもなると
自然に漏れてしまうものらしい。

よく、囁かれていることに
馬主などのVIPが当たり馬券を払い戻す競馬場で窓口の裏には
税務署員が待機しているといった話がある。

つまり、一気に大穴を当てると目立つのだ。

小口に当てるのがいいのか?

大阪国税局は今回の脱税発覚の経緯については
「それはお話しできません」という。

それで脱税対策を取られてはたまらないから
当然だろうが。
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