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預金封鎖 [政治]

ちょっと前にNHKでやっていたらしい「預金封鎖」。

いったいどういうことだったのだろう?



昭和21年2月16日、預金の引き出しが厳しく制限されることになった。

預金封鎖は、猛烈なインフレを抑えるため。
これが国から国民への説明だった。

貯金があっても引き出せなくなった国民は窮乏した。

こつこつ貯めたお金が凍結され、使えなくなったばかりではない。

インフレは収まるどころか、逆に加速し
封鎖された2年余りの間に、預金は価値を失い、紙同然になってしまう。

なぜ、こんな無意味なことをしたのだろう?

じつは、預金封鎖にはもう1つのねらいがあったのだ。

「財産税徴収の必要」だ。

戦時中、国民に国債の購入を促し、国債を大量に発行した政府の債務残高=借金は
戦後、急増し、財政が危機に瀕していた。

このため、国民が持つ預貯金のほか、田畑、山林、宅地、家屋、株式などの資産に
25%から最高90%の財産税(対象10万円超)の課税を決めようとしていた。

財産税課税のためには、国民の資産を詳細に把握する必要があった。

そこで生み出されたのが、預金封鎖というわだ。

つまり、これは、財産税徴収の前提となる資産把握のためだったのだ。

現在、わが国の借金は今年度末に1100兆円を超える。

「預金封鎖」と「財産税」。現代の日本と当時を安易には比べられない。

しかし、日本の財政は今、先進国で最悪の水準にに悪化している。

過去の歴史と一口には言えない恐さがある。

今のうちに金を買っておくか・・・。



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